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傷んだ髪の悩みを解消!時代のニーズにあった弱酸性美容溶液を開発「コスムビューティーサイエンス」

中高年の女性の外出機会が増え、髪の毛にやさしく簡単にかけられるパーマ溶液は時代のニーズにあった商品である。
また若い世代でも、ヘアマニュキアなどで早くから髪の傷みを気にする人が増えている。
弱酸性パーマ溶液「ペーアッシュ」を開発した「コスムビューティーサイエンス」は、そうした要望に応えようと、普及・促進に努めている。

コスムビューティーサイエンス

今の60歳代は、いまの70歳代の10年前とはライフスタイルから日々の行動範囲までまったく異なる、というのが私の持論だ。
とくに女性は、10年前の60歳代ならばほとんどが文字通りの専業主婦だった。
つまり、よほど特別なことでもない限り家から出ることもなかった。
しかしいまは違う。
子育てや住宅ローンの心配は一段落しても、旅行や友人との付き合いのお小遣いのためにパートに出る。
仕事のない日はランチタイムバイキングに、花見に、カルチュアセンターに、あるいはフラダンスに観劇にと実に忙しい。
夫が「毎日が日曜日」になったのとは対照的に、妻は「毎日がおでかけ」というケースも多いようだ。
「中高年の方のおでかけが増えて、化粧品やパーマネントに対するご要望も多様化しました。また一方で若い方もヘアカラーなどでやはり髪の毛の傷みなどを気にされる方がたくさんいらっしゃいます。新しい時代に対応できる美容溶液をご提供したいというのがコスムビューティーサイエンスを発足させた何よりの動機です」
社長の山崎登美子さんはこう語る。

コスムビューティーサイエンスは2007年に美容液「ペーアッシュ」を開発、主に全国の美容サロンに卸している。
もともとパーマネント溶液はアルカリ性のものが主流だった。

いまから50年ほど前に山崎社長の母親である山崎伊久江さんが弱酸性美容溶液を開発して販売を始めた。
「アルカリ性のコールドパーマ液では使い方によっては肌や髪の毛に刺激が強すぎるという面があったので、化粧水が弱酸性であったことをヒントに母は弱酸性のパーマ液を開発しました。しかし時代のニーズに合わせて痛んだ髪の毛にもやさしく、しかもハリ、コシ、ツヤ、が感じられる仕上がり具合が期待できる新しい弱酸性パーマ液としてペーアッシュを開発したのです」

山崎さんが「ペーアッシュ」を立ち上げようと思ったきっかけに、ある出来事があった。
「日頃ロングヘアを染めてアップにされているある女優さんが初めてご来店されたそうです。若い女性の役を演じるので艶やかなストレートヘアに仕上げて欲しいというご要望でした。傷んでいる髪の状態に合わせず、マニュアル通りに施術した結果、パサパサで艶のない、櫛通りの悪い髪になってしまい、その方は二度とご来店されませんでした。十年来のお客様であっても、目の前にいらっしゃるお客様の髪の状態は、先月サロンにお見えになった時と全く同じということはありえません。こうしたさまざまなご要望や悩みに応えることはできないか、それがこれまでの美容液の進化・改良を思い立つきっかけでした」

ひとくちに酸性だから安心というものでもない、と山崎さんは言う。
「酸性は肌にいい、傷まないと思いこむと、髪の状態を無視して、強制的に極端な酸性領域の施術をしてしまう傾向もあります。しかし毛髪・皮膚は一人一人顔が違うように、その成分や構成も違います。パーマ液が反応しているpHにはそれぞれ個性があります。その個性に合わせて施術し、またパーマが定着しやすければお客さまへの負担も少なく、短い時間でパーマをかけられるようになりました」

コスムビューティーサイエンスでは、全国の美容サロン経営者に新しい美容液の研修活動を活発に行っている。
女性は自分の髪や肌に触れるものには一般に保守的になりがちで、新しいものを試すには時間がかかる。
新しい美容液の効能を説明し、納得してもらうためにはなじみの美容師からの説明が大切だからだ。

「地道に商品の良さを御理解いただく努力を続けていきたいと思います。ご理解いただいたお客様だからこそ長く利用していただけます。ビジネスの基本は信頼関係だと思います」
山崎さんは新しいビジネスに目を輝かせていた。

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